水辺、靴等の蒸れ等々で感染し易いけれども感染したらそれを出来れば隠しておきたいと思う人が多いのではないかと思われる「水虫」
痒くなるし足の臭いも特殊なモノになってしまう為、ひっそりと治しておきたいですよね…。
さらに放っておいて爪水虫にまでなってしまったら手遅れなのでは…と落ち込んでしまう人も少なくないのでは?
では、水虫そして「爪水虫」とは改めてどんな状態なのでしょうか?そして治療法や予防は可能なのか?と言う事を知ってみると良いかもしれませんね。
今回はそんな、水虫、そして爪水虫について知って行こうと思います。
それではお付き合いを宜しくお願い致します。
目次
そもそも水虫って?
水虫って何?と聞かれると「水虫」としか答えようが無い人は私を含め少なくないのでは?一般的に水虫と呼ばれている症状は正式には「白癬」と呼ばれ、皮膚糸状菌という真カビによって発症する感染症です。
代表的なモノでは足に出来る白癬で「足白癬」と言う名になります。水虫が正式名称では無く俗称だったのですね。
症状としては痒みや皮膚がボロボロになる、又は指と指の間がジュクジュクになる、水泡が出来ると様々あります。
その足白癬が進行し爪まで浸食すると今度は「爪白癬」ようするに「爪水虫」となってしまう訳です。
カビの一種と聞くとかなり嫌ですね…
爪水虫の症状と治療は?
爪水虫は初期の段階ですと、水虫と違って痒み等の自覚症状がありません。爪の先が白っぽくなる程度なので気にとめない、気にしないという場合が多いです。
その後、爪の先から白癬が指側に進行して行くと爪が白や黒、黄色等に変色し盛りあがったように生え最終的にボロボロと崩れ出してしまい、その崩れた爪が白癬の菌をばらまき爪水虫の被害を拡張させてしまいます。
爪水虫は進行すると靴が履けなくなる、歩く辛くなると言った日常生活への支障を来す場合もあり、更には糖尿病の人は合併症を引き起こす可能性が高くなるのでたかが水虫と侮ってはいけません。故に、爪水虫は勿論水虫は早急な治療が必要になります。
水虫の治療ですが皮膚に現れる症状なので塗り薬が良いのでは?というイメージになりますが水虫を根本から治療するには皮膚科等から処方される内服薬の服用が必要になります。
テルビナフィン等の抗真菌薬の内服薬を処方してもらい爪が完全に生え換わるまで服用する必要があります。
爪の生え換わりは個人差がありますが、基本、手は6カ月、足は12カ月とかなり長いスパンで治療に臨む事になります。
足の爪って生え換わりに一年も掛るのですね…
内服薬と同時に、爪水虫になっている指の爪に抗真菌薬を塗り外部からの治療をすると効果が上がります。
更に、スプレーや塗り薬等の水虫の薬も一緒に使用して水虫の治療も併用すると再発の恐れは少なくなりますね。
塗り薬等の外用薬を使用する前に水虫用石鹸等で足を洗い乾かして清潔に保つ事も大事です。
塗れば治る、飲めば治るという訳では無く長いお付き合いになる…と考えると感染する前に予防をする事を心がけたいですね…
では、予防は可能なのでしょうか?
予防は出来ないの?
白癬は菌が付いても直ぐに感染する訳では無く24時間の潜伏期間があります。ですので、水虫が移されそうな場所、プールや温泉等に行った場合は24時間以内に付着した白癬の菌を落とせば予防になります。
念入りに洗う寄りは泡立てた石鹸で撫でるように指と指の間を洗うのが効果的で、逆にナイロンタオル等でゴシゴシ洗うのは足の角質を傷つけ返って水虫に掛り易くなるので注意が必要です。
予防自体は難しく無く、足を清潔に(最低限洗う)することを心がければ良いので安心ですね。
水虫は虫歯同様一度なると自然治療は出来ない症状なので簡単な予防でも怠らないようにしたいですね。
まとめ
水虫や虫歯等なり易いのに治療は大変というモノが多いので予防はして行きたいモノですね。水虫も現在は市販薬等が多く出回っていますがしっかり治すなら医師というのはまだまだ変わらないので恥ずかしがらずに行く事が出来ると良いですね。
それではここまでお付き合い頂きありがとうございました!!