きっとこの記事を読んでいるあなたは爪水虫になってしまったか、近しい人がなってしまった人でしょう。
もちろん病院にも行ってるけれど民間療法で他にも何かないだろうか、そんな事を思って探すと出てくるものの1つが、木酢液。
けれどどれほどの効果があるのでしょうか。早速調べて行きたいと思います。
目次
まず木酢液って何?
木酢液(もくさくえき)は、木材を燃やして炭を作るときに、煙突から落ちてくる煙を冷やして出来る凝固液です。つまりは炭焼きの際に出来る副産物です。
木酢酢の中には200種類以上もの成分が含まれております。
その多種の成分によって色々な効果があると言われ、その中にある殺菌作用によってい爪水虫にも効くとされているのです。
ちなみに、この殺菌作用、普通のお酢の30倍とも言われています。
木酢液の使い方
木酢液はそのまま使う方法と薄めて使う方法があります。
まず、そのまま使う場合の方法です。
洗面器などの中に40度くらいに温めた木酢液を入れて、その中に患部を漬けます。10分程度漬けたら出してよく洗います。それから乾燥させてください。
ただ、この方法はお酢の30倍とも言われる殺菌作用のある木酢液をそのまま使っていますので、肌の弱い方は炎症を起こしてしまう可能性もあります。患部に痛みを感じることもありますので、よくよく気をつけてやってください。
次に薄める方法です。
これは5~10倍に木酢液を薄めて使います。同じように洗面器に温めて薄めた木酢液を入れて患部を漬けます。しばらく浸していると徐々に皮が剥けてきます。剥けたら木酢液から出してよく洗い乾燥させてください。
これだと肌が弱い方でもそのまま使うよりは炎症をおこすことも少ないです。なのでやるとすればこの薄めてやる方法のほうがおすすめです。
実際の評判
それでは実際の所はどうなのでしょうか。
残念ながらもちろん100%全ての方に効くというわけではありません。
木酢液がたくさんの化学物質の集合体であり、また原材料の木によっても成分が違ってくるため、出回っている木酢液の中でも自分に合う合わないはあります。
先ほど述べたようにかなり強い殺菌作用ですので、逆に皮膚に悪影響を与えてしまうことだってあります。皮膚の弱い方、アトピーの方などは特になりやすいです。
あと、木酢液は天然のものですので、色がついています。その色が移ってしまうこともあるそうです。
そして医療現場で使われている方法ではなくあくまでも民間療法の1つであります。その分リスクもありますのでそこは了承した上で行ってください。
けれど、炭焼き師に水虫の方がほぼ居ないのは事実です。その理由の1つに木酢液の成分が関わっていることは間違いないと思います。実際に良くなった方もいらっしゃいます。
病院にかかって薬の効きがイマイチだった場合など試してみる価値はあるのではないでしょうか。
木酢液選ぶの大変
そんな面倒くさがりの方に「クリアネイルショット」というものがあります。
これは爪に塗るものなのですが、普通の塗り薬よりも爪の中まで浸透しやすくなっていて、奥に確実に入っていきます。
この商品の中には木酢液の成分が含まれています。もちろんそれだけではなく、にごり爪に作用すると言われているものがいくつも配合されています。綺麗にケアしてくれますので、興味のある方はぜひお試しください。
まとめ
天然の成分である木酢液。その消毒効果はとても高いです。
もちろん、気をつけて使わなければちょっと危険な代物でもあります。
けれど木酢液の出来る過程で仕事をしている炭焼き師の方に水虫がないのを見てもその効果はよくわかると思います。
今にごり爪で悩んでいて、民間療法であっても試してみたいと思っている方が居ましたら、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。