あなたの足の爪、健康ですか?手の爪と違って、足の爪はわざわざ見ないと目に入りませんよね。
爪水虫とは、白癬菌というカビの一種が皮膚に侵入し、爪に到達して起こるものです。
手の指ほど他人の目に触れる機会が少ないとはいえ、足に支障があれば歩くにも不安がありますし、女性はペディキュアなどのおしゃれにも影響してしまいます。かからないにこしたことはありませんね。
爪水虫は、初期の頃であれば痛みやかゆみなどの自覚症状がないので、気づいた時には症状がすすんでいるかも‼一度感染すると、根治はなかなか難しい上に再発の恐れもある爪水虫。できればかかりたくないですね。
では、爪水虫にかかるとどんな症状がみられるの?それが分かれば、こまめにチェックして、悪化する前に対処ができそうですね。爪水虫の症状は、主に5つの変化が起こります。早速見ていきましょう‼
目次
爪に白いスジが入る
爪水虫は、まず足の親指から発症することが多いそうです。再発も多い爪水虫。まだかかったことがない方は、足の爪をこまめに見ていくといいでしょう。
足の爪を見たとき、縦に腺がいくつも入っていたら注意。本来爪には筋はつかないものなんだそうです。足の爪の表面をよく見るのはなかなか大変ですが、お風呂上りやちょっと時間のあるときにこまめにチェックするといいでしょう。ペディキュアを常に塗っている女性の方は、塗り直す際に必ずチェックすることを習慣づけるといいですね。
また、目で確認するほかにも、触ってみれば筋が入っているかどうか分かりますから、そうした方法でチェックしてみてもいいかもしれません。
爪が厚くなり濁って見える
爪水虫に感染した爪は、分厚くなります。他の指と比べてみて、厚みを感じるようであれば変化が起こっている証拠です。そして、爪の色にも注意です。白や褐色に濁ります。すべての爪が一斉に感染するというより、少しずつ感染していきますから、他の指の様子をみながら症状を把握していくといいですね。ここまでの症状であれば、一晩で一気に変化が認められるということはありませんから、常にチェックしていきたいですね。
もともと足の爪、とくに親指は厚めですから、健康な状態を知っておいて、変化があったときにすぐに気づけるようにしておきたいものです。
爪が変形する
そうして、爪全体の形に変化が起こります。白癬菌に侵されて爪の組織に異常が起きているわけですから、爪の形そのものが影響を受け、もとの形を維持することが難しくなっていきます。
こうなってくると、ペディキュアはおろか、サンダルを履いているとちょっと人目が気になる状態ですね。
常日頃から、健康な状態をチェックしておいて、すこしずつの変化になるべく早く気づけるようにしたいですね。
爪の表面が崩れてボロボロに
全体の変形のあと、いよいよ爪がもろくなっていきます。爪の表面が削り取られるようにポロポロと、表面組織がくずれていきます。白癬菌が完全に爪の組織を侵食している状態です。爪は指先を守っている抑割も持つので、こうなると歩くことにも支障がおきそうですね。
こうなると、完治までも時間がかかりそうです。そして衛生面が気になりますね。もろくなった爪の隙間から他の雑菌が入り込む恐れもありそうです。できればここまでひどくなる前に食い止めたいものです。
爪の周りに炎症が起こる
初期の爪水虫は痛みやかゆみなどの症状は無いのですが、爪水虫が悪化し、白癬菌に完全に侵食されると、爪の周りに炎症が起き、痛みを伴います。靴の脱ぎ履きだけでも痛みを伴うので、日常生活に支障がでるレベルです。基本的に爪に痛みがおきたら爪水虫を疑うべきです。
爪水虫の症状とは?用心したい5つの変化‼ まとめ
- 爪に白い筋が入ったら要注意。
- 爪が分厚くあり、白や褐色に濁る。
- 爪が変形してくる。
- 表面がボロボロに崩れる。
- 爪の周りに炎症を起こし痛みが出る。
足の指に異常があって痛みが出れば、日常生活に支障が出てしまいますね。どんな病気もそうですが、はやく受診すればすこしの治療で済むかもしれないですし、完治も期待できます。
爪水虫は一旦かかってしまうと再発しやすいという特徴がありますから、どんな症状があるかを理解し、自らチェックする習慣を持てるといいですね。