爪水虫は、その名の通り、爪に出来る水虫です。テレビのコマーシャルで見かける水虫薬は、足の皮膚に出来る、いわゆる足水虫専用の物です。そのため、爪水虫には全く効果がありません。とても効果がありそうな演出に惹かれてうっかり購入してしまわないように気を付けてください!
では、爪水虫にはどんな治療薬があるのでしょうか。
爪水虫は、爪の中に侵入した白癬菌が原因なのですが、ここに薬を浸透させるのがひと苦労‼白癬菌に薬がたどり着くためにはかたーい爪が行く手をはばんでいるからです。皮膚にできる足水虫用の塗る薬では、なかなか爪の内部にまでは浸透しないのです。
そこで、爪水虫には爪水虫用の薬を使用します。しかし、足水虫のように、塗るだけの薬と違って服用する薬にはそれぞれ強みと注意すべきポイントがあります。ご自身のライフスタイルに合わせて選択すると良いでしょう。
では、どんな特徴を持った治療薬があるのか早速見ていきましょう!
目次
飲み合わせのリスクがないラミシール
まずこの薬は、真菌の増幅を抑える効果を持つ薬、ラミシールです。6か月間の服薬期間が必要ですが、1回の服用が1錠のみなので、比較的服用に抵抗感がないところがいいですね。また、飲み合わせにNGな薬もないので、他に服薬がある方でも安心して服用することができます。
気になる金額は、健康保険が適用されて、1ヶ月4300円です。1ヶ月に1錠飲むだけで悩んでいた爪水虫が完治出来れば決して高くはないですね。ちなみに服用者の8割が1年後には完治しているそうです。
注意ポイントとしては定期的な血液検査が必要だという点です。実はラミシールは、肝障害などの副作用の恐れを持ち合わせているため、血液検査で肝臓が正常に働いているかをチェックする必要があるのです。
服用期間が短く、生活スタイルに合わせやすいイトリゾール
続いて、イトリゾールは細胞膜の生合成を阻害、真菌を殺菌する服用薬です。こちらは1回2錠の薬を1日2回、と服用量はラミシールより多いものの、トータルの服薬期間はパルス療法を用いて服薬しますので、服薬期間は短くなります。こちらも健康保険が適用され、1ヶ月10500円です。服薬期間が短いため、トータルでは6ヶ月服用するラミシールよりは安価となります。
また、服用しない期間に飲酒も可能なので、お酒を飲まれる方にはいいかもしれません。
ちなみにパルス療法とは、1週間休まず服用したあとに3週間休むというサイクルで服用する療法です。このため、服用期間3か月間とされていますが、実質服用期間は3週間ということになります。
にごり爪専用ジェルは手軽に使えて安心
上記2つの服用薬とは違い、にごり爪専用ジェルは爪に直接塗るタイプのケア商品となります。Dr.G's クリアネイルとクリアネイルショット
などがあります。服用薬とは違い、安心で手軽に使用することが可能です。とくに、肝機能に問題がある方、薬の副作用が心配な方にはうってつけのケア商品ともいえるでしょう。
1本1本爪に塗る手間はありますが、服用薬の注意ポイントに比べればかなり利用しやすいといえるでしょう。
ちなみに、比較的歴史のあるDr.G's クリアネイルに比べ、クリアネイルショット
は日本製です。
入手のしやすさなどからご自身にあった物を選ぶといいですね。
ジェルの注意ポイントとしては、あくまでもケア商品なので、症状の経過観察や悪化した場合のケアなど、医療機関にかかっていないため、素人判断になってしまう点です。ご自身のにごり爪の症状に合わせて考えてみる事をお勧めします。
まとめ
- ラミシールは飲み合わせの心配がない。
- イトリゾールは服薬期間が短い
- にごり爪専用ジェルは安心で手軽。
再発を繰り返しやすい水虫の中でも、固い爪の奥深くに侵入した爪水虫は治療の困難さにおいても圧倒的です。また、爪は表面的に確認しやすいため、一旦爪が変色したり、変形したりすると治るまでずっと悩みの種となってしまいます。
もしもなってしまったら、すこしでもとりかかりやすい方法でケアを始め、根気よく進めることが必要となります。それぞれの治療薬やケア商品のメリット、デメリットをよく見比べて、自分にとって最善な方法で取り組みたいものですね。