そろそろ初夏だぁ!
サンダル履くぞぉ!
お気に入りのサンダル?
と、足を見るとなんとなく爪が黒い・・・気がする。
「ペティキュアでごまかせばいいや」なんて放っておいたりしたら、大変なことになるかもしれませんよ!
もちろん男性でも同じです。
さてなぜでしょうか?
目次
足の爪が黒くなる原因って何?
そもそもなぜ足の爪が黒くなってしまったのでしょうか。
原因はいくつかあります。
メラノーマ
黒色悪性腫瘍とも言われる皮膚がんの一種です。
始めは爪に黒い筋のようなものが現れ、だんだんと広がっていきます。
黒い部分が広がるようでしたら、早めに病院へ行ったほうが良いでしょう。
アジソン病
腎臓の上にある副腎という臓器の機能が低下する病気です。
生命活動を維持するのに必要な副腎皮質ホルモンが減少することで、
全身にいろいろな症状が現れます。
食欲不振、下痢、便秘、倦怠感、色素沈着などですが、この色素沈着が、爪にも現れることがあります。
内出血
足の先をどこかの角にぶつけたり、ドアに挟んだり、足の上に物を落としたり、(>_<)痛~い!
覚えがありますよね。ほんとに痛いです。
こんなとき、爪の内側に内出血の血が溜まることがあります。
それが黒く見えます。
打ち身のあざと同じで時間がたてば消えるのでそれほど心配はありません。
水虫
水虫は、白癬菌というカビ菌によって起こります。
その白癬菌が爪の中に入ると爪水虫と呼ばれています。
爪水虫の症状は、爪が黄色くなる・くすむ・厚くなる・ぼろぼろと崩れる、悪化すると茶色や黒色に変色することもあります。
靴による圧迫
サイズのあっていない小さな靴を、無理に履いていると爪が圧迫されて内出血を起こし、爪が黒くなることがあります。
先のとがった靴や、ハイヒールをよく履く人も気を付けてください。
おしゃれは、楽しいですが、あまり我慢するのは、良くないですよ。
爪水虫って?
爪が黒くなる原因についていくつかお話しましたが、ここでは、爪の変色原因の中で比較的多くて身近な爪水虫についてお話します。
爪水虫と水虫は、同じ白癬菌によっておこる病気です。
足白癬=水虫を患っている人が罹るもので足の皮膚の白癬菌が爪のほうにまで移動することで発症します。
足白癬は、かゆくなったり、ジュクジュクしたりしますが、爪白癬=爪水虫は、爪の色が変わる以外に自覚症状がないので気付かないこともあります。
白癬菌は、スリッパやバスマットなどから移ってしまいますのでプールや温泉などへ行ったときは、素足で共用の履物をしようしないように注意しましょう。
爪水虫の治療方法について
保険適用の爪水虫の治療薬には塗り薬2種類と飲み薬2種類があります。
塗り薬による治療は、1日1回爪全体に薬を塗る方法です。
治療期間は、約1年です。
副作用として、かぶれや痛みなどが塗ったところに出ることがあります。
飲み薬の場合は、程度により差がありますが、4~6か月ほどの治療期間で爪の中に有効成分がしばらく残りますので、しばらく様子を見て治りにくい場合はもう一度内服をするか、薬の種類を変更するなどして治療をしていきます。
大体完治するまで1年ほどかかることが多いようです。
肝機能障害の副作用がありますので、定期的に血液検査をしなければなりません。
普通の水虫は、市販の薬での治療も可能ですが、爪水虫には、効果がありませんので、気になるときは面倒でも病院に行ってください。
面倒でも、放っておいてはだめですよ。
面倒でも、お医者さんに見てもらいましょうね。
すぐにどうにかならないような症状ならだれでも面倒に思ってしまいますが、放っておいても治りませんよ。
知らない間に家族にうつしたら、大変です。
面倒でも・・・・・・ってしつこくてすみません!
まとめ
爪水虫は、感染してもすぐに気が付きにくいものです。
なので、まずは予防が肝心。
足を清潔に。
手のようにこまめに洗うことは難しいですが、お風呂では、せっけんを使って丁寧に洗いましょう。
また、外出先でうつされない様に気を付けるなどちょっとしたことで予防できます。
我が家でも、何年か前に夫が水虫(爪のほうではありませんでした)にかかりタオルやスリッパなどを全部別々にして子どもたちにうつらないようにと
とても気を遣いました。
靴下を干すときも、裏返しにして干したほうが殺菌できると聞きわざわざ裏返したり・・・・面倒でした。
病院に行くのが面倒なあなたも、家族に迷惑をかけたくないあなたもしっかり予防しましょう。
そして、時すでに遅しのあなたは、病院へ行って治療をしましょうね。
面倒でも!