かゆかったり、かさかさしていたり、ふと足に皮膚に異変を感じたら、いやーな気持ちになりますね。
指周りにぶつぶつができていたり、皮膚がめくれていたりする状態から悪化すると、爪が白っぽくなる「爪水虫」に悪化する可能性も‼痛みやかゆみなどの自覚症状はありませんが、爪が白く濁ってしまうので、見た目的にも良くありません。
夏はサンダルを履いたりして足元が見えることが増えますし、温泉など裸足になることが多いところでは人目が気になりますよね。爪が白かったり異常があったら気になって困ってしまいますよね。
女性はペディキュアをする人も多いですが、爪の健康を考えると、異常があるときに爪に負担はかけられませんから、ペディキュアをガマンしなくてはならなくなるかも…いいことが一つもありません。
普段の生活の中でどんな行動が爪水虫の原因となるのか、知っておきたいところ。日常の行動の中でいったいどんなことが原因になっているのでしょうか。予防したい人も、これ以上悪化させたり家族にうつしたくない人も、しっかり知っておきたいですよね。
目次
原因①白癬菌が爪の中に入り込む
白癬菌って知っていますか?これはカビの一種で、爪の中に入ることで水虫となります。基本的に足の親指の爪が感染するそうですが、爪が白く濁ってボロボロになっていたら間違いなく爪水虫のようです。
手の爪と違って、足って日常的によく目につく部位ではないですよね。爪水虫はかゆみや痛みなどの自覚症状がないようなので、なかなか感染に気付きにくく、爪の白さに気づいたときにはもう感染してしまっていると考えて間違いないようです。
とにかくこの白癬菌が肌や爪に接触することで、皮膚から侵入し、爪へと到達し、爪水虫となるのです。
原因②同じ靴を履きつづける
水虫の元となる白癬菌というカビは、じめじめと高湿度の場所が大好きです。ちょっと思いだしてみてください。男性の方は勤務中、どんな靴を履いていますか?スーツを着る方は革靴の方が多いのではないでしょうか。
革靴のような、通気性のあまり良くない靴を履いて、一日中歩いたり、社用車で営業周り中ずっと靴を履きっぱなしということが多いですよね。
女性はと言うと、とくに冬場には、ブーツを履く方が多いですよね。男性の革靴と比べ、縦に細長いブーツは通気性の悪さでいったらダントツです‼
そして、寒い時期でも足は汗をかきがちです。そんな靴の中がどうなっているのか…ジメジメ、ムシムシ、白癬菌にとって格好のすみかとなり、どんどん繁殖してしまいます‼
出かけ先でこまめに脱ぐ、なんて難しいですが、同じ靴を履き続けるリスクは知っておくべきですね。
原因③共有するものに触れる
白癬菌がどうやって人から人へ渡り歩き、感染という現象が起きるのでしょうか。
それは、他の人の白癬菌のついた敷物や床、バスマットなどを通して感染していくのです。例えば、スーパー銭湯のような入浴施設、プール、家庭のお風呂マットなどなど…素足で直接触れるような場所は白癬菌が付着しており、それに触れることでどんどん他の人に感染していきます。白癬菌ははがれた皮膚などの中にも存在していますから、それらが床やマットに付き、別の人にくっつくことで広がってしまうのです。かといって、それら感染源となるものに全く触れない、というわけにもいかず、困ってしまいますね。
とくに家族に一人でも白癬菌保持者がいたら、共有で使うものは無いようにこころがけないと、家族全員にあっという間に広がってしまいます。すべてを分けるのは大変ですが…家族全員に感染してしまっては大変です。
共有するものを介して感染する、と覚えておきましょう。
爪水虫の原因はこれ‼感染を防ぐためにも知っておくべき原因4つ まとめ
- 白癬菌というカビが爪の中に入ることで爪水虫となる。
- 同じ靴をずっと履き続けることで湿度があがり白癬菌が繁殖する。
- 公共の場や家庭内において、みんなで共有することで、白癬菌が付き、爪水虫になる。
爪水虫は、痛みやかゆみが無い分、気づきにくいのが特徴です。早めに気づけば家族にうつす可能性も低くあります。しっかりと原因を知って対処できるようにしておきたいですね。