水虫の治療に、オロナインを使われる方がいます。
水虫になったら、なるべく早く治療を開始しなければなりませんが、爪水虫は更に深刻です。
水虫だとは他人にも恥ずかしくて言えないですし、できれば家庭にあるような常備薬で治ればいいな、などと思いますが、果たしてオロナインで爪水虫は治るのでしょうか?
目次
爪水虫とは
爪水虫というのは「爪白癬」と呼ばれるもので、水虫同様に「白癬菌」というカビが原因でなる病気です。
爪水虫は主に足の親指の爪に感染します。
足の爪水虫は、はじめは爪先や横から白くなっていきます。
爪の中に白癬菌が入りこむことで次第に爪が分厚くなり、爪の先端がぼろぼろと崩れるようになります。
爪水虫は他の水虫のようにかゆくなったりしないので、自覚症状がなく放っておかれることが多いのですが、進行すると爪が変形したり、痛くなったり、歩きにくくなることもあるそうですから、放っておいてもよいことはありません。
家族の中に爪水虫の人がいると、バスマットやスリッパなどを共有することで簡単に感染してしまいます。
私もたった1回、父の使ったバスマットを使って感染してしまいました。
幸い自分が治療して完治したとしても、家族が水虫の治療をしていなければ自分もまた水虫を繰り返してしまう危険があります。
爪の中にはたくさんの白癬菌が存在するため、爪水虫を根治するのは相当な時間がかかるということを覚悟してください。
爪水虫の症状
・爪の先端が白く濁る
・爪が分厚くなり、ぽろぽろと崩れる
・爪の先端が崩れてくる
・爪にスジが入る
・爪が変形する
以上のような症状が現れたら、爪水虫が疑われますので早めに皮膚科に行って診てもらいましょう。
オロナインとは
オロナインとは、大塚製薬から発売されている「オロナインH軟膏」という名前の家庭用の皮膚用抗菌軟膏剤のことをいいます。
1953年から発売されている、昔から家庭ではおなじみの常備薬ですよね。
オロナインの効能には、「ニキビ、吹き出物、はたけ、軽いやけど、ひび、しもやけ、あかぎれ、傷、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし」との記載があります。
オロナインには「グルコン酸クロルヘキシジン液」という成分が含まれます。
この成分には消炎鎮痛作用や殺菌・消毒作用があります。
これが、水虫に効くという根拠になっているようです。
オロナインはにごり爪に効くのか?
では、オロナインはにごり爪に効くのでしょうか?
結論からいってしまうと、答えはNOです。
商品の効能に書いてあるじゅくじゅくしていない「水虫」というのは、ごく初期の軽い水虫のことです。
しかもこれは普通の、足の指の間やかかとにできるような皮膚表面の水虫のことで、爪の水虫には残念ながら効きません。
にごり爪は根が深く、市販の水虫薬ですら爪の奥まで浸透しないので、オロナインではまず無理でしょう。
にごり爪は、昔から飲み薬でないと治らないといわれていました。
私も皮膚科で飲み薬を出されて飲みましたが、副作用で肝臓の値が悪くなってしまい・・・医師から「治療はできない」と見放されてしまいました。
仕方なくにごり爪用の商品を探していたところ・・・クリアネイルショットという爪専用ジェルで、変化を実感することができました。
変化を実感したいのであれば、まずはクリアネイルショットを使ってみることを
オススメします。全額返金保証もついていて 安心して試せます。
まとめ
- 爪水虫とは:爪に白癬菌が感染して起こる病気
- 爪水虫の症状:爪が白く濁る、分厚くなりぼろぼろになる、スジが入る、変形する
- オロナインとは:オロナインH軟膏という、皮膚用抗菌軟膏剤
- オロナインは爪水虫に効くのか?:爪水虫には効果なし
爪水虫は、なった人にしかわかりませんが、本当に厄介なものです。
私もずっと分厚くなった足の爪を他人に見られるのが本当にコンプレックスで、いつもペディキュアを分厚く塗ってごまかしていました。
しかし次第に爪が割れてぼろぼろ崩れるようになってしまい、ごまかしきれなくなっていました。
だから、爪水虫になってしまったら絶対に後悔します。
水虫は皮膚について24時間以上経つと感染するといわれますので、水虫にならないためには、1日に1回以上は必ず足をよく洗って清潔にすることが大事です。
まずは水虫にならないように気を付けましょう!