足に出来る一般的な水虫と同じ白癬菌が原因で起こる爪水虫。一旦かかると爪は変色し、後に変形し、ぼろぼろと欠けていきます。痛みや痒みはないものの、見た目に異常が分かるので、人前で素足になることがためらわれてしまうやっかいな症状が起こります。
爪水虫というだけあって、白癬菌は固い爪の奥深くに侵入する為一般的には体の内部から働きかける内服薬が処方されます。
でも、薬を飲むのって、副作用とか飲み合わせとか心配ですよね…できれば体に害のない自然な物で対処したい。そう思う方に重曹という力強い味方を紹介します!そう、お掃除にも使えるあの重曹です!オールマイティーな重曹パワーで健康な爪を取り戻しましょう!
こんなに怖い爪水虫
爪水虫になると、見た目の変化もさることながら、周囲の人への感染が問題となってきます。足水虫と同様に、共有したタオルなどから感染するのですが、爪水虫の場合、ボロボロと欠けた爪の破片があたりに落ちるので、
その破片に接触することでも感染してしまうのです。破片に潜む白癬菌は24時間程度は活動しているので、充分感染源として機能してしまうのです。
見た目に異常が起こる爪水虫は、公共の入浴施設やプール、ジムやマッサージ店など、人前で素足になることがためらわれてしまいます。女性ならサンダルも履けず、ペディキュアなどのおしゃれも楽しめなくなってしまいます。
爪水虫の治療法は?
テレビのコマーシャルでよく見かける治療薬は、足の皮膚に白癬菌が感染した状態、いわゆる足水虫です。これは柔らかい皮膚に感染しているので、塗布するタイプの治療薬が主となります。ですが、この治療薬はそのまま爪水虫には使えません。固い爪の奥深くに侵入している白癬菌には届かないのです。そのため医師の処方による服薬による治療となるのですが、これには問題がいくつかあります。まず、薬の服用自体を避けるべき妊婦は内服できません。また、肝臓に負担がかかりやすいため、肝臓が弱い方も服用できません。さらに持病があって飲み合わせの問題を抱えている方も難しいでしょう。爪水虫に至っては、完治させることにいくつもの障害が立ちはだかっているのです。痛みや痒みがないため、そのままにしてしまう方も多く、症状はどんどんと悪化してしまうのです。もちろん自然治癒はありえません。
副作用もなく安心の重曹パワー‼
いろいろと心配な服薬治療の他に、もっと安心して治療できる方法があります。それは、重曹を使う治療法です!
重曹とは別名を炭酸水素ナトリウムと言います。ナトリウムの炭酸水素塩である重曹は副作用の一切ない天然の素材です。ナチュラルクリーニングにはかかせない存在ですよね。また、ふくらし粉やこんにゃくの凝固剤として使われ、胃薬の成分としても昔から重宝されてきたものです。
では、実際の使用法ですが、重曹3にお湯1の割合で、ペースト状になるまで混ぜ合わせます。これを患部に良くすりこみます。その後良くすすいでからにごり爪専用ジェルなどを塗れば安心です。
なぜここでにごり爪専用ジェルを併用するかというと、重曹の効用は、たんぱく質を分解するという働きがあります。その働きにより、皮膚の古い角質を分解したり、爪を柔らかくする効果が期待出来ます。(爪の主な成分はケラチンというたんぱく質から出来ています)
ですから悩みの種そのものをやっつけるわけではありません。あくまでもそうしたケア商品が効果を発揮しやすい下準備を作るといった感じです。そこでそうした下準備の後に浸透力の高いにごり爪専用ジェルを塗るとより変化を感じるというわけです。
爪ケア商品にはDr,G‘sクリアネイルやクリアネイルショットなどがありますが、通販で手軽に購入できるのも嬉しいポイントです。
まとめ
- 爪水虫は爪に異常が起こり、周囲に感染したりするこわい病気。
- 一般的には内服薬で治療する。ただし飲み合わせの問題や副作用などが心配。
- 天然素材の重曹と、浸透力抜群の爪水虫専用ジェルを組み合わせれば安心してケア出来る。
一旦爪に異常が起きると、完治させるには爪が生え変わるのを待たなければなりません。それには時間がかかります。長く治療するには、やはりお手軽で体に少しでも負担のかからない方法を選びたいですね。根気よくケアを続ければきっと健康的でキレイな爪に戻ることができますよ!!