家に水虫持ちの人がいると伝染らないかちょっとヒヤヒヤしますよね。特に人への感染確率の高い爪水虫だと余計にヒヤヒヤ。
我が家も父親が長らく水虫で治療をしていたので、娘である私は気が気じゃありませんでした。
いい年した私でも水虫の感染は怖いし嫌だと思っていました。もしもあなたが生後間もない赤ちゃんを抱えている身だったら尚更、感染怖いですよね。
家の中の水虫の感染経路として言われている場所の代表はお風呂。
赤ちゃんがお風呂に入るようになった時、どうすれば水虫が伝染らずにすむのか。
詳しく見ていきたいと思います。
目次
まず爪水虫の事
爪水虫は読んで字のごとく、爪にできてしまう水虫の事です。白癬菌(はくせんきん)という菌が爪の中にまで感染する事によって爪水虫になってしまうのです。
爪水虫は見てわかる水虫です。まず発症すると爪が厚くなり色も濁った色になります。それから爪の表面がボロボロになり綺麗に生えてこなくなり更には爪に筋ができます。本来爪に筋は出来ないそうです。
初期症状では痛みを感じることもありませんが、症状が進むと爪の周りの皮膚が炎症を起こすようになり、靴などを履くと痛みを感じるようになります。
悪化すると爪の形まで変形してしまいます。そして健康だった他の爪にも感染してしまうのです。
そう、爪水虫の怖い所は他に感染することです。
それは自分だけでなく周りの人も感染させてしまうのです。
感染経路
爪水虫は何もないところからいきなり発症することはありません。必ずどこかで菌を貰ってくるのです。
まず裸足でいるとまず感染の可能性は高くなります。また濡れたバスマットの共有、裸足でのスリッパの共有、また家族で誰かが感染していた場合は爪切りの共有でも伝染ってしまいます。
プールや銭湯などに行って濡れたすのこの上なんかももし水虫に感染している人がそこを歩いてしまっていた場合、裸足で歩くと危険です。
けれど、菌をもらってすぐに発症するわけではありません。
菌が付着してから1日以内に清潔にすれば発症することはほとんどありません。つまりきちんと清潔にさえしていれば、菌は流れていってくれるのです。個人の努力で感染は防げます。
赤ちゃんへの対策
赤ちゃんは普通の大人より免疫力が低く、また自分で感染しないようにすることができません。もし赤ちゃんが爪水虫に感染してしまうと爪やまわりの皮膚がボロボロになってしまいます。
例えば両親が爪水虫だったら、祖父母や親戚が爪水虫だったら。
先ほども上げたように裸足でいたりバスマットの共有などでの感染はありえます。ではお風呂はどうでしょうか。
実は湯船にも菌はいます。けれど、同じ湯船に浸かるのは殆ど問題ありません。もちろん浸かった後にきちんとシャワーで洗い流してあげる事が大切です。
ただし、それでも人が何人も入った後は当然汚染度は増します。出来る限り1番最初に赤ちゃんを入れてあげてください。また、お湯は毎日入れ替えましょう。
また入浴後タオルを共有せず、赤ちゃんだけのタオルで綺麗に濡れを拭きとってあげれば感染を防げます。菌は湿気を好みます。きちんと拭いてあげてください。
この時に爪水虫に感染している人と同じものを使うとせっかくシャワーで綺麗にしたことが無意味になってしまいますので、気をつけましょう。
爪水虫の人と赤ちゃん、一緒のお風呂で大丈夫?赤ちゃんを守ろう! まとめ
まず爪水虫に感染している家族がいる場合は何よりも治療してください。それが何よりも大切です。
赤ちゃんにも水虫は感染します。免疫力も大人より低いですから悪化してしまうことも十分考えられます。
菌の好む湿気を避けて、とにかく清潔にしてあげましょう。
お風呂場は特に感染の可能性の高い場所です。
両親が気をつけてあげて、赤ちゃんを爪水虫から守ってあげてください。